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珈琲好きのキリマンジャロの評価

珈琲の銘柄をいくつか挙げると必ずと言っていいほど、キリマンジャロの名が入ってきます。
果たしてフリークからすると何番目に位置する銘柄なのでしょう。
個人的にはあまり酸味に特徴がある銘柄を好んで飲まないため、このタイプは敬遠気味だったのですが、先日カフェ業務に携っている友人にいろいろと教えてもらう機会があり、何十年ぶりに飲んでみました。
だいたい聞かれてすぐ頭に浮かぶものと言えば、ブルーマウンテンやモカなどが挙がると思うのですが、ブルーマウンテンは総合的なバランスでいつも評価が高いので知られています。
ただ味の良し悪しに関しては、入手ルートや焙煎の腕前によっても相当差が出るようですので、銘柄だけで一概に判断は難しいところだと思います。
さて古くからキリマンジャロもネームヴァリューは十分ですが、周囲に何を差し置いてもそれがいいという者がいないため、実際どれほどの人気があるのかが今ひとつ確固たる物がありません。
おそらくそのカフェ関係の友人は、まだあまり認知されていないその魅力を教えようとして何杯か淹れてくれたのです。
友人曰く、ある程度深く煎ることによって酸味の主張以上に、苦みのバランスもよくなるという言い方をしていました。
もちろん好みなので、もっと酸味を欲しがるお客には少し浅めに煎ることを勧めるのだそうですが、そういうリクエストはそれほど多くはないようです。
私自身もそうなのですが、日本人で酸味を好む方は最近特に少なくなったと聞きます。
ただ知人に言わせれば、だからこそ美味しい一杯を教えたいと言うのです。
何種類か試飲したあとに、やっとキリマンジャロの番が廻ってきました。
まず一口、確かに酸味を感じます、が想像していたほど嫌みなものは感じませんでした。
何となく警戒していた古くさいというか、酸っぱいといった印象にはなりませんでした。
意外と苦みもしっかりしていて、程よいバランスで成り立っているように思いましたので、ある意味ではマニアックな美味しさなのかもしれません。
例えばケーキなどのお菓子類を食べるシチュエーションのほうが、相性によってはより美味しく感じるかもしれません。
なるほど悪くは無いものでした。
ただし、友人と話ながら共通した意見として、やはりこの銘柄は淹れる人の技量と多いに関連がありそうだという事。
そもそもどの銘柄についても、万人が愛するような物は無くて、それぞれの個性を理解したうえで楽しむのがいいのだという事です。
そのかわり、そういうテイストを好む方に対して、よく分かっているプロが淹れれば、想像以上のパフォーマンスはかなり期待できるもののようです。
この数年はいつもマンデリンしか飲まなくなった私でも、多少その魅力に触れた気がしました。
珈琲の魅力を理解するにはまだまだ勉強が必要なようです。

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